沖縄県は、映画やドラマ・CMなどの撮影地として他府県に比べて国内外から数多くの撮影が
行われています。撮影に関する窓口は行政・公的機関と民間のロケーションコーディネーターがおり
いずれも撮影をサポートするがサポート範囲や内容に違いがあります。
民間のロケーションコーディネーターは、撮影が円滑に行われ成功することを目的とした
撮影支援を提供していますが、小規模企業や個人事業主が多く
個別に営業活動や現場の撮影に必要な調整・トラブル処理などを行っております。
撮影時のルールは、各事業者の判断で行われていますが
同時期に実施されている撮影の情報共有が図れていないことや
ゲリラ的な撮影が行われてしまうことによって
ロケ地が荒れてしまうことといった問題が多発しています。
そのため、撮影時の統一したルールや、撮影の情報共有、ロケ地の環境保全等に
取り組むため組織化するに至っています。
この協会は、沖縄県内のロケーションコーディネートに従事する事業者、公的機関と連携し
国内外からより多くのロケ撮影を誘引するため、ロケ地の環境保全、業界の体制強化、
他業界へ向けたPR活動に取り組むことを目的とします。
・ ロケ地の環境保全
ロケ地の規制強化、モラルの向上、撮影ルール遵守、ロケ候補地の調査
所有者への撮影協力依頼、各種許可申請の代行、ロケーションコーディネーターの配置強化など
・ 体制強化
撮影の情報共有(撮影場所、期間、人数など共有する仕組み)
仕事のシェア、撮影のガイドライン策定
・ 関係機関と連携
・ 他団体・業界へ向けたPR
環境保護団体、自治会、ホテル業の組合、県内各市町村のロケ施設へ協会のPR、協力体制づくり
海外メディアの受け入れ
ロケ地保全
・FGOは、撮影に関する「モラルの向上」「撮影ルール遵守」に力を入れ
ロケ地保全の強化を図ります。
FGOのロケ地保全に対する考え方を対外的にPRし
加盟するコーディネーターの信頼度向上に努めます。
・行政機関や公的施設の指定管理者、景勝地や観光地の環境保護を行う団体等と
横のつながりを強化することで、ロケ地の保全をはかるとともに
協会会員がその場所でスムーズに撮影が行えることを目指します。
体制強化
・FGOは、ロケーションコーディネーター事業者と公的機関の集まりです。
ロケ撮影に関する現場や、撮影に関わる事業についてなど、さまざまな情報が得られます。
・FGOは、ロケーションコーディネーターの団体として、個別の事業者では行えなかった行政機関や
公的施設の指定管理者、民間の他業種等に対してロケーションサービスの職種についての
認知度を高めます。
その他
・FGOは、県内で唯一の同業種の集まりの協会として、沖縄県や関係機関との連携により
撮影に関する誘致案件や、行政機関等が実施する事業の情報を早期入手することが可能になり
それを会員に情報提供することができる。